国家試験対策

短大・専門卒で、管理栄養士になりたい人に立ち塞がる【実務経験】という大きな壁。

管理栄養士国家試験 壁

短大・専門学校を卒業し、栄養士として働いていて管理栄養士になりたい人。まだ短大・専門学校に在籍しているけど、ゆくゆくは管理栄養士になりたい人。

そんな、これから管理栄養士を目指す人の前に立ち塞がる「実務経験」という大きな壁。

実務経験が無ければ、管理栄養士国家試験を受験すらできません。

この記事では、実務経験についてお話いたします。

3分ほどで読めますので、お付き合いいただけると幸いです。

管理栄養士の国家試験前に立ちふさがる「実務経験」という大きな壁

短大・専門学校を卒業し、管理栄養士になりたいと思ったときに立ち塞がる

「 実 務 経 験 」

管理栄養士養成校で、卒業と同時に管理栄養士の国家試験受験を取得した人以外は必ず

この実務経験という壁を乗り越えなければ、管理栄養士国家試験の受験資格を取得できません。

なぜ実務経験が大きな壁なのか?

栄養士国家試験を受けようとする栄養士に立ちはだかる壁
管理栄養士養成校ではない、短大・専門学校を卒業し、管理栄養士の国家試験を受験するためには

「実務証明書」という書類を提出する必要があります。

この実務証明書というのは

「栄養士として、こんな施設でこんな仕事を3年もやっとるさかい、管理栄養士の試験を受けるにふさわしい栄養士になったんやで」という書類です。

この実務証明書のための実務経験が経過する前に、みんな栄養士を辞めちゃうんです。

新卒で委託栄養士になった同期の8割は3年以内に辞めていった

短大や専門学校の年数+実務経験年数が5年を超えると管理栄養士の国家試験を受験することができるようにります。

ほとんどの短大は2年制なので、受験に必要な実務経験は3年です。

なので最低3年間は栄養士として働かないと、国家試験を受験することができません。

どんな職場、どんな仕事でもいいわけではなく

実務証明書の記入欄には「厚生労働省令で定める施設の種類」と「栄養指導業務の内容」という項目があります。

厚労省が定めている施設で、管理栄養士になるにふさわしい仕事をしているかを記入します。

ざっくり言うと「管理栄養士の試験受けたいの?だったら、こうゆう施設で、こんな事していたら受けさせていやってもいいでー」って感じです。

この条件を一番手っ取り早くクリアできるのが、給食委託会社で栄養士として働くこと。

社会人で、管理栄養士の国家試験を受けるほとんどの人は、給食委託会社で実務経験をクリアした人だと思います。

しかし、その給食委託会社で3年間働くのが大変なんです。

ブラック企業と名高い給食委託会社で3年も働かないと、管理栄養士国家試験の受験資格がもらえないんです。

正確な離職率のデータは探せませんでしたが、オレが新卒で給食委託会社に入社したとき、その支店だけで同期が100名以上いましたが、1年間で半分ほどになり、3年目には同期を探すほうが困難な状況でした。

早番もあるし、盛り付けや洗浄、仕込みに調理、それ以外にも献立作成に発注と、学生気分のまま仕事していたら、こんな仕事すぐ嫌になってしまいすよね。お盆も正月も休めないし。

委託会社と現場、さらに施設との板挟みにあい、パートさんや調理師さんの対応もしなきゃならない。これを新卒でやれって言われて、できる人なんていないですよ。

「絶対、管理栄養士になるんだ!!」という強い意志がないと、3年も続けられません。

大抵の人は、受験資格をクリアできる前に、栄養士を辞めてしまいます。

まず3年以上栄養士として働くことが、管理栄養士なるために立ち塞がる大きな壁なのです。

毎年、栄養士免許は1万8千人ほどに発行されていますが、栄養士養成課程を卒業し管理栄養士国家試験の受験人数は8千人ほどです。

栄養士の学校を卒業しても、栄養士として働かない人もいますし、何回も受験している人もいますし

そもそも受験しない人だっているから断定はできませんが、栄養士を取得しても、管理栄養士の試験を受験する人は半分もいないということです。

3年実務試験という壁を乗り越えるためには?

実務経験に攻略法なんてありません。栄養士の仕事を3年間続ける以外に実務経験をクリアする方法はありません。

たかが3年。それど3年。

では栄養士を辞めずに3年も仕事続けるためには?

すべてに完璧を求めない

ここからは完全に私の勝手な見解ですが

いかに完璧を求めないか

何でもかんでも、全ての仕事を完璧にこなそうとすると、いつか絶対に身体でも精神でもどちらかに限界が訪れます。

委託栄養士という仕事は、盛り付けもするし、仕込みもするし、調理もするし、

もちろん献立作成や食材発注、衛生書類の作成など、とにかくすることが多い職業です。

そこですべてを完璧にこなそうとするなんて、絶対に無理です。

ついこの前まで学生だった人が、最初から仕事を完璧にこなせるはずがありません。

妥協できるところは妥協しないと、3年なんて続きませんよ。

パートのおばちゃんを味方につける

委託栄養士になって、事業所のチーフ栄養士となったとしても

その事業所で1番強くて発言力があるのは、パートのおばちゃんです。これは揺らぐことの無い事実です。

パートのおばちゃん達を味方に付けることが、事業所を運営するうえで非常に重要になってきます。

パートのおばちゃん達を巧みに操れるようになれば

事務作業をする時間が増えたり、シフトを融通してもらえたりと、事業所運営がスムーズになります。

事業所運営において、パートのおばちゃん達を味方につけるのは必須です。

まとめ

以上が実務経験の取り方と、実務経験の3年を乗り越えるためにの方法です

新卒からの3年の実務経験は、そうとう大変ですが

完璧を求めず妥協できるところは妥協した、パートのおばちゃんを味方につけて頑張ってください!!