この記事では
という質問に
現役の管理栄養士がお答えします。
結論から言うと
栄養士にパソコンスキルは必要です。
エクセルやワードを使用できるのはもちろん、ある程度のタイピングスキルも必要。
なぜ栄養士にパソコンスキル必要なのか?をお話していきます。3分ほどお付き合いいただけると嬉しいです。
Contents
栄養士に限らず、今の時代はパソコンスキルは必須
栄養士だからパソコンスキルが必須。というわけではなく
今の時代にどんな仕事でもパソコンスキルは必須です。
最低でも、ある程度エクセルとワードを使えて、キーボードで難なくタイピングできるぐらいのスキルは持っていないと
どんな仕事でも苦労します。
逆に言えば、最低限のパソコンスキルさえ持っていれば
業務独占の仕事や極端な専門性を必要とする仕事では無い限り、どんな仕事でもある程度はできるということです。
具体的に必要なパソコンスキルの目安
では、ある程度とはどのぐらいのパソコンスキルなのか?
私が考える、ある程度のパソコンスキルとは以下の通りです。
エクセル:関数を使用した表作成ができる。
ワード:基本的ビジネス文章を作成できる。
タイピング:10分間に200文字以上入力することができる。
エクセル:関数を使用した表作成ができる
エクセル(Excel)とは、四角いマスを組み合わせて表や書類を作るパソコンのソフトです。
そのエクセルには、入力すると自動で色んな事をしてくれる「関数」というものがあります。
例えば、「SUM関数」という関数は指定したた範囲の数字を自動で足し算して表示してくれます。
このような関数を駆使して表を作ることができれば「エクセル」を使える。と言ってもいいでしょう。
エクセルにはさらに「マクロ」というプログラミングに似た作成方法もありますが、「マクロ」はまず無視していいです。
ワード:基本的ビジネス文章を作成できる
ワードとは、ビジネス文章を作成する際に使用するパソコンのソフトです。
基本的なビジネス文章は、ネット検索すればいっぱい出てきますし、各社でテンプレートがあると思うので
1度覚えてしまえば難なく使えるソフトです。
ワードとエクセルの違いは
ワードは文章を作成しやすく、エクセルは表を作成しやすい。
ぶっちゃけどちらでも同じようなことができ、明確な棲み分けはないので、得意な方で作成すればいいでしょう。
ワードはエクセルに比べると簡単な方なので、ある程度のタイピングが出来ればすぐに使いこなせるようになりますよ。
タイピング:10分間に200文字以上入力することができる
タイピングとは、パソコンにキーボードを使って文字を入力することです。
まずは、10分間で200文字以上入力することができるようになりましょう。
200文字入力できるようになれば、パソコン初心者から抜け出せます。
この10分間に200文字というのは
日本情報処理検定協会が定めている、日本語ワープロ検定試験4級の試験内容です。
これぐらいのタイピングができれば、ある程度のパソコン業務ができるようになります。
栄養計算は全て「栄養計算ソフト」まかせ
今や、献立作成・栄養計算・発注などの栄養士業務は全て
パソコンの「栄養計算ソフト」で行っています。
未だにアナログの手書きや電卓を使って必死に栄養計算している現場ないはずです。
「栄養計算ソフト」を使用するには、入力も全てキーボードでの入力なので、タイピング能力は必須ですし
患者管理や院内書類などは必ずと言っていいほど、エクセルとワードで作成するので
使えればいいなー。ではなく、使えないと話になりません。
さらに、研修会や勉強会などでパワーポイントを使用する機会がある人は、パワーポイントを覚えておいて損はありませんよ。
まとめ
栄養士には、エクセルやワードを使用できるのはもちろん、ある程度のタイピングスキルも必須。
栄養士に限らず、そもそもパソコンを使用しない仕事の方が少ないので、ある程度のパソコンスキルは社会人として必要です。