この記事では
という質問に
短大を卒業し、委託会社で栄養士として働きながら管理栄養士の国家試験に合格した、現役の管理栄養士がお答えいたします。
結論から言うと
過去問からやってみよう。です。
試験勉強は過去問からやってみる理由についてお話いたしますので、3分ほどお付き合いいただけると嬉しいです。
Contents
試験勉強は過去問から始める【理由は3つある】
試験勉強は過去問から始めるその理由として
- 問題文が違うだけで、試験内容は毎年ほとんど一緒。
- 過去問(過去5年間分)で出てこない内容は勉強する必要がない。
- 最初から参考書を読んだって全然覚えられない。
の3つがあげられます。
順番にみていきます。
問題文が違うだけで、試験内容は毎年ほとんど一緒。
管理栄養士国家試験の試験内容は、管理栄養士国家試験出題基準(ガイドライン)で決められています。
この管理栄養士国家試験出題基準(ガイドライン)の出題内容にそうそう大きな変化がありませんので
基礎栄養学はもちろん、食べ物と健康、応用臨栄養学、臨床栄養学、公衆栄養学、給食経営管理論など、試験の内容は毎年ほとんど一緒です。
何十年も問題文を変え、言い回しを複雑にして、同じ内容の問題が出ています。
なので、初めに過去問をやればどこを勉強すればいいのかわかるのです。
過去問(過去5年間分)で出てこない内容は勉強する必要がない。
重複しますが、試験内容は管理栄養士国家試験出題基準(ガイドライン)で決めれていて、改定されても出題内容はそうそう大きな変化がありません。
ということは、毎年似たような問題が出題される。ということです。
過去問で出題された内容は今年も出題される可能性が高い。
裏を返せば、過去5年間で1度も出題されていないは今年も出題されない。
なので、参考書に載っていようが、過去5年間で1度も出題されていない内容は勉強する必要がありません。
もしも、過去5年間で1度も出題されていない問題が出たら、それは諦めましょう。
どうせ出題されても、問題の選択肢の1つぐらいなので気にする必要はありません。
最初から参考書を読んだって全然覚えられない。
いざ試験勉強を開始しようとして、いきなり参考書を読んで覚えようとしても
どんな問題が出るのかわかっていないから、全部覚えようとして参考書を読んでも、全部読み終わるころには全部忘れているでしょう。
参考書は
過去問や模試をやったあとの復習・確認し、だらだら読んで覚えようとするものではありません。
基本的には過去問や模試がメインで勉強をすすめていくと効率よく勉強ができます。
あくまでも参考書は「復習・確認」用です。
過去問はダウンロードできるが、解説付きの過去問集をやろう
管理栄養士国家試験の過去問は、厚労省のホームページからダウンロードできますが
問題と正解の記載しかないので、多少お金をかけてでも勉強効率を上げるために、解説付きの過去問集を買いましょう。
解説が無いと、いちいち調べなちゃいけないので、めんどくさいです。そんな時間があったら1問でも多く問題をときましょう。
おすすめは
何冊か比較したわけではないですが、私が受験時代に愛用していた問題集で
使いやすかったのでおすすめです。
一応、厚労省の過去問ダウンロードはページも貼っておきます。
ダウンロードページはこちら。https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000089299.html
参考書はクエスチョンバンクがあれば他はいらない
参考書はクエスチョンバンクだけで十分です。
何冊も購入する必要はありません。
クエスチョンバンクだけでも4000円以上もするのに、さらに他の参考を買うなんてお金の無駄です。
まとめ
試験勉強の仕方がわからない人は、過去問から始めましょう。
参考書を読んで覚えるよりも、先に過去問からやって、確認・復習として参考書を使うと勉強効率が高いですよ。