この記事では
という質問について、現役の管理栄養士がお答えします。
結論から言うと
最短でも、栄養士になるには2年、管理栄養士になるには4年かかります。
栄養士・管理栄養士の取得する方法についてお話いたしますので
5分ほどお付き合いいただけると嬉しいです。
栄養士も管理栄養士も、厚労省指定の学校に行かないと取れない

栄養士も管理栄養士も厚生労働省が認定した、指定の学校に入らないと取得できません。
栄養士免許には試験はなく
指定の学校に入学し必要な単位を取得すれば、卒業と同時に栄養士免許をもらえます。
管理栄養士免許は
厚生労働省指定の管理栄養士養成校(4年制大学)に入学し、管理栄養士国家試験を受け合格するか
栄養士として働き、実務経験を積んでから、管理栄養士国家試験を受け合格するか。
この2つしか取得方法はありません。
なので、指定の学校を卒業していない人が栄養士・管理栄養士になることは不可能です。
栄養士になるには最短で2年

まず、栄養士になるにはどうすればいいかお話します。
先ほどもお話したとおり、栄養士になるには
指定の学校に入学し必要な単位を取得すれば、卒業と同時に栄養士免許をもらえます。
この指定の学校というは
栄養士養成の短期大学や専門学校で、そのほとんどが2年制です。
なので、栄養士になるには
最短でも2年かかるということです。
管理栄養士になるには最短でも4年かかる

次に、管理栄養士になるにはどうすればいいのか。についてお話します。
そもそも栄養士と管理栄養士の違いについては、話が長くなるので詳しいことはお話しませんが
「栄養士の上級職が管理栄養士」とだけ覚えていればいいです。
栄養士と管理栄養士は、準看と正看以上に違いがハッキリしています。そもそも準看と正看の違いは何やねん?から話すとさらに長くなるので話を戻します。
管理栄養士になる為の条件
管理栄養士になるには
- 厚生労働省指定の管理栄養士養成校(4年制大学)に入学し、管理栄養士国家試験を受け合格する。
- 栄養士として働き、実務経験を積んでから、管理栄養士国家試験を受け合格する。
の2つしかありません。
管理栄養士には国家試験があり、それに合格すると管理栄養士免許をもらえるのですが
この国家試験を受けるためにはいろいろと条件があり
- 厚生労働省指定の管理栄養士養成高を卒業した者。
- 2年制の栄養士養成校を卒業して、栄養士として指定の業務に従事し3年以上経過した者。
- 3年制の栄養士養成校を卒業して、栄養士として指定の業務に従事し2年以上経過した者。
のいずれかでなければ、管理栄養士の国家試験を受けることができません。
なので、栄養士免許ももっていなく、指定の学校を卒業していない人が管理栄養士になることは不可能です。
では、管理栄養士になるには何年必要かというと
管理栄養士になるには最短でも4年が必要です。
この4年というのは、管理栄養士養成校に入り、一発で管理栄養士の国家試験に合格できたときの年数です。
管理栄養士養成校を卒業した受験生の合格率は90%を超えているので、ちゃんと勉強していればほとんど落ちないと思います。
まとめ
指定の学校を卒業していない人が栄養士・管理栄養士になることは不可能で
栄養士免許の取得するには最短で2年。
管理栄養士免許は取得まで最短でも4年かかります。